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構造検査でした [家づくり]

富田の家は本日、構造検査を実施。

検査機関の検査員に来て頂き、
耐力壁、金物、防水、などなど。
あれやこれやとチェックいただきました。

もちろん、検査項目に問題もなく無事検査は終了。

百戦錬磨(?)の棟梁なので間違いなどあろうはずもないのですが、
第三者機関の検査は施主にとってだけでなく、
私たち業者の側からしても気を引き締め直すためにも大事な作業ですね。

検査途中や検査後に検査員といろいろ話をして
勉強になったりすることも少なくありませんし。

現場は設備関係の配管や配線を行いつつ、
大工作業も下地作成を順次進めているところです。

今日は雨降りで気温も落ち着いたものですが、
まだまだ暑い日が続く8月お盆前の仕事。
現場の職人さんは本当にお疲れ様です。

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古民家物件調査 [暮らし]

昨日の午前の仕事ですが、
筑北村某所にある、一軒の古民家に出向いてきました。
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現在は空家となっているこの古民家。
かつては茅葺屋根だった、比較的こじんまりした建物で、
内部は平屋建て構造。

当該物件は筑北村の空家バンクに登録されている一軒で、
生活できる状態にするにはどの程度の改装、改修が必要か、
そしてそのための工事費がどれくらいになるのか
その目安を積算するための調査が今回の訪問目的。

建物内外をざっくりと見回しただけなので、
予算といっても本当にざっくりとしたものしか出せないと思うのですが、
それでも空家バンクなどを経由して照会してきた人たちに
物件の購入予算と別にどれくらいの費用が必要なのか、
おおまかな目安を提示することは大切な作業です。
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今回、村役場の職員と物件を手がける不動産業者の案内で訪問。
直近の家主さんが買い取ったあと一部をリフォームしているようですが、
それでも修繕をかけなくてはちょっときつい部分もある様子です。

台所など水周り以外は二間続きの実質ワンフロア状態なので、
二世帯居住などにはちょっと厳しいかもと思われますが、
例えば都会と二地域居住を考えている都市生活者が
セカンドハウスとするにはなかなか頃合いの大きさではないかと思えたりもします。
もちろん、セカンドハウスといえども住民の居る集落のなかですから、
実生活では地域活動の役回りなどは必須になることは当然ですが。

建物について、これから改修工事内容を検討しつつ、
費用概算をやって提示して行きたいと思います。
もし物件が気になる方がいらっしゃったら、
筑北村役場の担当まで照会してみて下さい。

筑北村公式HP
上記サイト内、「筑北村空き家バンク」のバナーをクリック。

おまけ情報・・・
家の目の前に、火の見やぐらが立っています。
ヤグラー諸氏にとっては垂涎の物件かも!?ww
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小布施町町立図書館まちとしょテラソ [その他]

昨日、小布施に行く用事があり、町立図書館を訪ねました。
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ついで、ではなくて、穂高のまちなかにぎわいプロジェクトの関係で
図書館そのものに用があったのですが、
通称“まちとしょテラソ”を訪れたのは今回が初めて。

平成21年に完成した、まだ真新しい図書館は
早稲田大学の古谷誠章氏+NASCAが設計デザインした建物。
建築関係の各種の賞を受賞しているこの平屋建ては
昭和な雰囲気満点の小布施町役場の裏手にあり、
隣接して小学校があるという立地。

曲線を描く屋根のデザインに特徴があり、
室内のゆったりした天井高からしても、
平屋建てという点を考慮しても、
外観としては威圧感は感じられないフォルムになっていますね。
隣接の小学校の校庭から一段下がった土地にあることも
威圧感の低減にいい影響を与えていると感じました。

内部はこの屋根を支える3本の支柱が見られるのですが、
館長の説明によると
まず「テラソ」とはラテン語の大地などを意味するテラと
「照らそう」を掛け合わせた造語であり、
この3本の柱はこの地から伸びた樹木を表現しているということで。
天井から吊り下げられたペンダントライトは星をイメージ、、、だったかな?

木質素材を多様した天井と壁はどこか落ち着いた雰囲気もあり、
白壁の面積も大きくテーブルなども白を基調としているので
木質の重さが軽減されて明るい雰囲気は保たれていますね。

昨年だったか、トリップアドバイザーのサイトにて
「死ぬまでに行ってみたい世界の図書館15」に選ばれた同図書館。
世界の15選というランキングの位置付けが妥当かどうかはさておき、
役場と学校に隣接して駅から歩いてすぐという立地は
住民側の利便性からみて使い勝手がよくいいのではないでしょうか。
もっとも、県内でもっとも小さな町である小布施の場合、
多少位置が違っても利便性に大差はないのかもしれませんが。

今回、まちづくり関係の視察だったので
ゆっくりと建物を観察する時間がなくて残念でしたが、
また小布施に行く機会があれば立ち寄ってみたいと思います。
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(撮影日:2014年7月23日)
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棟上げ、無事終えました [家づくり]

建て方準備を進めていた富田の家。

本日、無事に棟上げを行うことができました。

朝から曇天時々晴れ間が覗くといった状況で、
天気予報では午後から大雨↓。
雲行きがずっと気になりつつの作業となりましたが、
お昼過ぎにわずかに水滴が落ちてきた程度で、
夕方作業を終えるまでけっきょく雨に見舞われることもなく、
無事に棟上げと屋根の防水まで始末することができました。

今日は棟梁はじめ数名のベテラン大工が集まっての作業でしたが、
下働きとして自分も現場の手伝いに参加。
材木もまくばりや現場の整理清掃程度くらいしから手伝えませんが、
それでも多少なりと役に立ったのかなと、思いたいところです(^^;

お施主様ご夫妻も現場にずっと居ていただき、
住まいの骨組みが着々と作られていく様子に感激されていらっしゃいました。

もちろん、家づくりはまだ始まったばかり。
これから夏場を越えて秋口にかけて、作業を進みます。

まずは、本日の現場作業に出向いた職人さん方、お疲れ様でした。
そして、お施主様。本日はおめでとうございました。

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基礎工事完了、まもなく建て方 [家づくり]

富田の家。

先月から続いていた基礎工事が無事完了し、
現場はいよいよ建て方へと突入して行く直前です。

基礎工事に続いて設備配管工事も屋外敷設は完了し、準備万端。

プレカットの済んだ木部材も現地搬入を済ませ、
昨日は棟梁が土台敷設のための墨出し作業を行うということで、
自分もちょこっとだけ作業のお手伝い。
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足場もしっかり掛けられて、今週半ばに建て方です。
あとは当日の天気が雨降りになりませんようにと祈るばかり。

ところで、昨日現場に居合わせた業者さんに
「設計士さんが現場作業(墨出し)手伝っているのなんか、はじめて見た。」
って言われてしまいました(^^;
今回、たまたま棟梁から手が足りないからと電話をもらってお手伝いすることになりましたが、
現場作業なんて墨出しに限らずいつもいろんな場面でさせてもらってますけどね。
他の設計屋さんはどうなんでしょうね。
出来る範囲でいろいろやっている人も多いと思うのですが。

餅は餅屋で、きちんとした作業は本職が行うのが当たり前なわけで、
プロとしての設計屋の本業は現場においては工事監理なわけですけど、
それに支障ない程度で現場の軽微な作業のお手伝いくらいはなんのこともないわけで。

それにたとえごく簡単な、清掃程度のお手伝いだったとしても、
現場の作業に直接触れることで初めて知ることだってけっこうあるわけで、
施工側といい関係を築いていくためにも重要なことですよね。

職人さんたちと触れ合い、その思いや考え方といった机上の計算だけでは分からない、
現場の空気というものを汲み取って設計に活かして行くのも
設計屋としてなにより大切なことですね。

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現場の足場最上段から見た眺め。
霊峰有明山の眺望が最高です。
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ひさびさに建築士会の勉強会に出てみた [建築士会]

今宵は建築士会安曇野支部にて勉強会。
士会の集まりに出席するのはずいぶん久しぶり、、、のような気がする。

今日のお題は省エネルギー基準について。

住まいに限らず建物を設計する際に省エネ対策はかかせないですが、
その元になる基準が従前のものから新基準へと移行が行われている過渡期にあり、
住宅建築では昨年秋に施行された新しい省エネルギー基準へと、
2015年4月からは完全に移行。
さらにはその省エネ基準に適合する設計仕様であることが
2020年度までに義務付けられるようになることが予定されています。

省エネ性能の計算方法も変わってきたりと、覚えることが多そうで
ちょっと面倒な感が無きにしも非ずではあるのですが、
省エネは社会にとっても個人住宅のレベルにとっても
非常に重要なテーマでもありますし、早々に新基準を使いこなせるようにして
今後のクライアントの企画提案に生かして行きたいと思います。

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配筋検査 [家づくり]

新規着工の現場、富田の家。

梅雨時期ながらも好天が続いてくれたおかげで
順調に基礎工事も進行しています。

本日は配筋検査を実施。
当たり前ですが鉄筋の状況はコンクリートを打設してしまうと
二度と確認することができないので、要注意です。

この日は瑕疵担保保障会社の検査員による現場検査も行われました。
検査員さんは到着して配筋状況を俯瞰してひと言
「パッと見、まあ大丈夫そうだね。」
そうなんです。現場を見慣れている人は
怪しい雰囲気はなんとなく直感というか、感じるものがあるようです。
っていうか、パッと見の時点で何か感じてしまうようでは
ちょっと問題ありすぎでしょ、って感じですが。

その後、いつも以上(?)に入念なチェックの上、問題なしのお墨付き。
ノークレームであることが当たり前ではありますが、それでも検査を通ると一安心。
お施主様も現場に来られて、配筋の様子をご覧頂きました。

さて、いよいよコンクリート打設です。

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着工です [家づくり]

先日地鎮祭を済ませた現場がいよいよ着工です。

一昨日、元請けさんと施工業者さんに自分も立会い、
丁張り作業を実施し、さっそく掘り方をはじめました。
おりしも天気予報では県内入梅ということで
一昨日も昨日もどんよりとした空模様から時折小雨がぱらついて。
来週明けまでこんな感じで時に本降りになったりするのでしょう。
まあ仕方ないです。
現場の工程は雨天も織り込み済みでしょうから、
無理なく安全に進めていってもらえればと思います。
設計屋さんとしては施工が適切かどうかの確認を
随時進めてゆくのみです。

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週末は地鎮祭でした [家づくり]

週末金曜日のことで更新が遅くなりましたが、
来月より工事が始まる現場の地鎮祭が執り行われました。

週末は暑いくらいの好天に恵まれ、
お施主様ご家族にとっても神様への祈念だけでなく、
記念に残る祭典になったかと思います。

現場の背景に望むのは霊峰有明山。
建築現場は旧有明村の一角ですから、
まさに有明山という御神体に向かって礼拝するようなかたちとなり、
普段とはまた違った空気を感じられてよかったです。

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地盤調査でした [家づくり]

ひさびさのブログ更新。

最近はなにかを公開するにもフェイスブックのほうが手っ取り早くて、
ブログではなかなか新ネタを出す機会がめっきり減ってしまいました。
フェイスブックを立ち上げてから、リアルタイムはFBで、
建築や暮らしについての雑感はブログで、と住み分けようと思ってましたが、
つい忙しさにかまけてブログをおざなりに(アセ)。

てなわけで、今日の地盤調査についてこちらで報告。

施工店側の地盤調査が今日行われるということで、
ちょうど時間があったので現場に立ち寄り。

ノーマルな分譲地なので調査会社も仕事ははかどるようで、
よくある別荘地の未開な森の中などと違って楽だったと思います。
調査結果の詳細は後日改めてとなりますが、
試験状況を聞いてみるとガチガチの地盤のようで、一安心。
逆に表土がちょっと水が溜まりやすいようなので、
施工側もその点を気に掛けていました。

来月早々から基礎工事着工予定。
楽しみです。

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