関ブロ報告 [建築士会]
少し報告遅れましたが。。。
先週金曜日、栃木県で行われた建築士会青年建築士協議会の
関東甲信越ブロックの集まりに参加してきました。
関東甲信越10都県の若手建築士の集まりで、約400名が参加。
各地域代表による活動報告が行われ、私たち安曇野支部も
長野県代表として活動発表に参加。
発表者の中山君、とてもいい発表だったと思います。
代表者で緊張があったと思いますが、まずはお疲れ様でした。
全国大会への切符は残念ながら他県に譲りましたが、
まだ実働し始めたばかりの安曇野モデルの住宅プロジェクトが
題材なので、逆に来年の発表が楽しみとなりました。
現地にそのまま滞在し、翌土曜日は帰りの道中などで
あれやこれやと著名な建築を探訪して回ってきました。
以下に写真を幾つか掲載します。
上の3点は、日光の中禅寺湖畔に在るイタリア大使館別荘。
昭和3年建築で、平成9年まで実際に使用されていたそうです。
現在はこの建物を含む敷地が記念公園として一般に公開されています。
富岡市に在る富岡製糸工場(明治5年操業開始~昭和62年停止)
現在、世界遺産登録を目指しており、
昨年は世界遺産暫定リストに加えられたそうです。
富岡市立美術博物館前の道路にたてられていた木製の標識。
周辺の景観に配慮したと思われる案内で、いい雰囲気だったので
写真に撮ってみました。
そのほかあれこれ巡ってきましたが、心配した雨は
屋外活動中には降られることもなくよかったです。
ただし解散場所の豊科にて皆で晩御飯食べている時土砂降りになって
駐車場まで戻る道すがらびしょ濡れになってしまいましたが。
関ブロは初参加でしたが、道中の見学ツアーも含めて
とても有意義な旅でした。
関ブロ開催中の写真は敢えて載せないのではなく、
単純に撮影し忘れただけですので、深い意味はありません。
先週金曜日、栃木県で行われた建築士会青年建築士協議会の
関東甲信越ブロックの集まりに参加してきました。
関東甲信越10都県の若手建築士の集まりで、約400名が参加。
各地域代表による活動報告が行われ、私たち安曇野支部も
長野県代表として活動発表に参加。
発表者の中山君、とてもいい発表だったと思います。
代表者で緊張があったと思いますが、まずはお疲れ様でした。
全国大会への切符は残念ながら他県に譲りましたが、
まだ実働し始めたばかりの安曇野モデルの住宅プロジェクトが
題材なので、逆に来年の発表が楽しみとなりました。
現地にそのまま滞在し、翌土曜日は帰りの道中などで
あれやこれやと著名な建築を探訪して回ってきました。
以下に写真を幾つか掲載します。
上の3点は、日光の中禅寺湖畔に在るイタリア大使館別荘。
昭和3年建築で、平成9年まで実際に使用されていたそうです。
現在はこの建物を含む敷地が記念公園として一般に公開されています。
富岡市に在る富岡製糸工場(明治5年操業開始~昭和62年停止)
現在、世界遺産登録を目指しており、
昨年は世界遺産暫定リストに加えられたそうです。
富岡市立美術博物館前の道路にたてられていた木製の標識。
周辺の景観に配慮したと思われる案内で、いい雰囲気だったので
写真に撮ってみました。
そのほかあれこれ巡ってきましたが、心配した雨は
屋外活動中には降られることもなくよかったです。
ただし解散場所の豊科にて皆で晩御飯食べている時土砂降りになって
駐車場まで戻る道すがらびしょ濡れになってしまいましたが。
関ブロは初参加でしたが、道中の見学ツアーも含めて
とても有意義な旅でした。
関ブロ開催中の写真は敢えて載せないのではなく、
単純に撮影し忘れただけですので、深い意味はありません。
明日明後日、関ブロです [建築士会]
明日明後日は事務所不在となります。
(普段から現場に出てしょっちゅう不在がちですが。。。)
建築士会の青年建築士関係の集まりで、
3月に長野県大会が行われて安曇野支部の発表が
一位に選ばれたという記事をエントリーしましたが、
そこで書いたように関東甲信越ブロック大会が明日開催で、
それに参加することになった次第。
私自身は関ブロ初参加となりますが、
あれやこれやと勉強しつつ楽しんできたいと思います。
Eメールなどでの連絡、当ブログでのコメントへのレスなど
週明けになるかと思われますので、どうぞよろしく。
(普段から現場に出てしょっちゅう不在がちですが。。。)
建築士会の青年建築士関係の集まりで、
3月に長野県大会が行われて安曇野支部の発表が
一位に選ばれたという記事をエントリーしましたが、
そこで書いたように関東甲信越ブロック大会が明日開催で、
それに参加することになった次第。
私自身は関ブロ初参加となりますが、
あれやこれやと勉強しつつ楽しんできたいと思います。
Eメールなどでの連絡、当ブログでのコメントへのレスなど
週明けになるかと思われますので、どうぞよろしく。
プロジェクト:安曇野ブランドの住宅 [建築士会]
建築士会関連の話。
先週末の土曜日、長野県建築士会の“青年・女性建築士の集い”がありまして、
会場の伊那市まで足を運んできました。
若手や女性の建築士が主体となって行なわれる支部活動の報告を行なったり、
情報交換や交流を深めるのがその主な目的だったりするわけですが、
なかでも幾つかの支部発表は審査を伴ったイベントとなっており、
今年は安曇野支部もエントリーして審査を受けることになりました。
結果………みごと、安曇野支部の発表は最優秀賞を受賞。
原稿を毎晩遅くまでかかって頑張ってまとめ上げ、
発表者の重責を見事果たした若手メンバーの中山さん、
おめでとうございました!
これで6月に栃木で開催される関東ブロック大会に県代表として参加が決まりました。
ちなみに関東ブロックでも上位になると全国大会に進出することになるのですが、
安曇野支部は2年前の参加で全国出場を果たしているだけに、今年も結果が期待されます。
で、肝心の発表内容がなんだったのかということですが、
タイトルは「安曇野モデル住宅プロジェクト」。
これは安曇野市の行政に昨年新設された“安曇野ブランド推進室”が発足させた、
「安曇野ブランドデザイン会議」にて採り上げられたプロジェクトの一環で、
まちづくりモデルの構築によって安曇野ブランドを作るということで
安曇野らしさのある住宅づくりを提言しようという試みです。
プロジェクトの基本的な仕切りは上記デザイン会議内の“環境・景観部会”が行ないますが、
専門分野の実務的な検証を進める上で建築士会安曇野支部もこのプロジェクトと連携して
ブランド住宅を考え提言していくことになっていまして、件の青年の集いの支部発表は
そのプロジェクトの概要を紹介しつつ、“安曇野らしさある暮らし”に対して発表者の中山さんが
日頃から思っている事・感じている事を言葉に乗せて発表した次第。
安曇野らしさ・地域ブランド住宅は決して景観とかそういう問題だけじゃなくて、
そこ(=安曇野)での暮らし方や生活環境全般を見つめ直すことが必要で。
そんな熱い思いの篭った素敵な発表が最優秀という評価に繋がったのだと思いますが、
現実のプロジェクトは今年に入ってスタートしたばかりで、詳しいことはまだ何にも決まっていません。
おおよその流れとしては建築士会で具体的な提言を行い、市の広報誌などを通じて市民全体から
意見やアイデアを募り、またさらにその意見を活かしてステップアップしていくという具合で、
来年2月頃までをひとつの目安として検討を進めることになっています。
ブランドとかデザインというのは、とくに取っ掛かりとして主観の問題が複雑に絡むので
正直なところ建築士会内部でもこのプロジェクトに対する見解は会員同士でも大きく異なり、
“なにをもって安曇野らしさと定義するのか?”、その肝心要の点からして
方向性を落ち着かせることに対する困難さを実感しており、私自身も
“安曇野モデル住宅”という表現自体に違和感を覚えたりもしていますが、
“地域らしさのある家づくり・暮らしづくり”に対する関心が市民全体に今まで以上に高まり、
素敵な地域づくりの為のアイテムとしてこのプロジェクトが提案する安曇野ブランドの住宅を
提言してゆければいいなということも同時に思っている次第。
とにかく、いろんな人のいろんな考えを聞いて勉強しつつ、自分なりの安曇野らしさを
考えてゆきたいと思います。
先週末の土曜日、長野県建築士会の“青年・女性建築士の集い”がありまして、
会場の伊那市まで足を運んできました。
若手や女性の建築士が主体となって行なわれる支部活動の報告を行なったり、
情報交換や交流を深めるのがその主な目的だったりするわけですが、
なかでも幾つかの支部発表は審査を伴ったイベントとなっており、
今年は安曇野支部もエントリーして審査を受けることになりました。
結果………みごと、安曇野支部の発表は最優秀賞を受賞。
原稿を毎晩遅くまでかかって頑張ってまとめ上げ、
発表者の重責を見事果たした若手メンバーの中山さん、
おめでとうございました!
これで6月に栃木で開催される関東ブロック大会に県代表として参加が決まりました。
ちなみに関東ブロックでも上位になると全国大会に進出することになるのですが、
安曇野支部は2年前の参加で全国出場を果たしているだけに、今年も結果が期待されます。
で、肝心の発表内容がなんだったのかということですが、
タイトルは「安曇野モデル住宅プロジェクト」。
これは安曇野市の行政に昨年新設された“安曇野ブランド推進室”が発足させた、
「安曇野ブランドデザイン会議」にて採り上げられたプロジェクトの一環で、
まちづくりモデルの構築によって安曇野ブランドを作るということで
安曇野らしさのある住宅づくりを提言しようという試みです。
プロジェクトの基本的な仕切りは上記デザイン会議内の“環境・景観部会”が行ないますが、
専門分野の実務的な検証を進める上で建築士会安曇野支部もこのプロジェクトと連携して
ブランド住宅を考え提言していくことになっていまして、件の青年の集いの支部発表は
そのプロジェクトの概要を紹介しつつ、“安曇野らしさある暮らし”に対して発表者の中山さんが
日頃から思っている事・感じている事を言葉に乗せて発表した次第。
安曇野らしさ・地域ブランド住宅は決して景観とかそういう問題だけじゃなくて、
そこ(=安曇野)での暮らし方や生活環境全般を見つめ直すことが必要で。
そんな熱い思いの篭った素敵な発表が最優秀という評価に繋がったのだと思いますが、
現実のプロジェクトは今年に入ってスタートしたばかりで、詳しいことはまだ何にも決まっていません。
おおよその流れとしては建築士会で具体的な提言を行い、市の広報誌などを通じて市民全体から
意見やアイデアを募り、またさらにその意見を活かしてステップアップしていくという具合で、
来年2月頃までをひとつの目安として検討を進めることになっています。
ブランドとかデザインというのは、とくに取っ掛かりとして主観の問題が複雑に絡むので
正直なところ建築士会内部でもこのプロジェクトに対する見解は会員同士でも大きく異なり、
“なにをもって安曇野らしさと定義するのか?”、その肝心要の点からして
方向性を落ち着かせることに対する困難さを実感しており、私自身も
“安曇野モデル住宅”という表現自体に違和感を覚えたりもしていますが、
“地域らしさのある家づくり・暮らしづくり”に対する関心が市民全体に今まで以上に高まり、
素敵な地域づくりの為のアイテムとしてこのプロジェクトが提案する安曇野ブランドの住宅を
提言してゆければいいなということも同時に思っている次第。
とにかく、いろんな人のいろんな考えを聞いて勉強しつつ、自分なりの安曇野らしさを
考えてゆきたいと思います。