SSブログ

安曇野市土地利用検討委員会(最終回) [安曇野・穂高]

安曇野市都市計画に関する土地利用市民検討委員会。
昨日の集まりで最終会合の運びとなり、およそ1年半に渡った検討委員会のなかで
まとめられた意見を、提言書というかたちで平林市長に提出いたしました。

提言書の全文が市のウェブサイト内、下記のURLから閲覧できます。
↓ ↓ ↓ ↓
http://www.city.azumino.nagano.jp/gyosei/shisei/tochiriyou_shiminkentoui/teigen/index.html

前回のエントリーでも書いたように、計画上の最大の課題でもある
“線引きを採用するや否や”というポイントは二者択一の結論は出ずで、
提言書では安曇野市が土地利用ルールを策定するにあたっての基本的な考え方や
統一ルール案を除く方向性を取りまとめたものとなりました。

細かな点は提言書の中身をご覧頂ければと思いますが、
“既存市街地・既存集落への宅地開発などの集約”とか
“建物の高さ・色彩など形態の基準やガイドライン策定”とか
“開発行為の検討に際して地域住民が参加できる仕組みづくり”とか、
正直言って「言うは易く行うは難し」の内容がオンパレードって感じでして。
いづれも新年度で引き継がれる「都市計画マスタープラン策定委員会」と
「景観計画策定委員会」ではさらに突っ込んだ議論が期待されます。

上記のふたつの新委員会は6月頃に動き始める予定とのこと。
当初景観のほうが先行する計画だったのが結局同時期スタートなるようですが、
市としても景観計画策定への動きはピッチを早めている様子が伺えます。

また都市計画行政以外でも景観問題への取組みが積極的になっていて、
環境基本計画では地域環境全般の課題として景観問題がテーマに掲げられていますし、
前回エントリーした安曇野ブランドデザイン会議の安曇野モデル住宅プロジェクトも
当然ながら建物の形態や宅地のあり方などから景観を意識する内容になっていくと思います。
そうした共通テーマを課題とする幾つかの取組みが連携することも
実効性ある景観計画を作り上げていく上では必要不可欠なこと。
自分自身も有意義な検討を進めていくために、いろんな立場の方たちと意見を交え、
地域の環境・景観を考えたまちづくりを実践して行きたいと思う次第です。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。