建て方まで完了 [家づくり]
先週金曜日に輸入部材を搬入した穂高の建築現場。
その後さっそく大工衆による建て方作業がスタートし、
本日までにひとまず無事に屋根の下地葺きまでの作業を完了しました。
このあと、屋根板金や屋外の塗装作業などと並行しつつ、
大工工事は建物内外の造作作業へと移行して行きます。
週末となった今日は建築主さんが現地にやって来られました。
建て方作業が始まってからは初めて足を運ぶ現場。
前回までは基礎工事の済んだ状態でしか目にしておらず、
建物の全体像を目にするのもこの日が初めて。
室内に入って感じた床面積(広さ)の印象はともかく、
外観(大きさ、高さ)の印象は予想以上だった様子でした。
そうだろうと思います。
何十件とログハウスを見慣れている私や専門家たる大工さんたちも
「(高さが)高いなぁ」と実感したくらいですから。
今回の案件は小屋裏利用2階建てという、
ログハウスとしてはごく標準的な躯体構造の建物。
桁行(奥行)は3間半(約6.3メートル)とやや狭めな印象ではありますが、
そのぶん梁間(間口)は5間(約9メートル)とっているので正面からみると大きな印象を受けます。
さらに両サイドの桁をアウトリガーの状態で大きく持ち出し、
屋根をそのぶんだけ左右に張り出させているので
実質的には間口6間(約10.8メートル)の切り妻屋根が出現した格好となり、
非常に大きく存在感ある外観となっています。
奥行も建物外壁のスパンは上記の通り3間半ですが
前面のデッキにも大屋根が覆いかぶさっている為、
写真のように斜め前方から眺めると奥行もそこそこな大きさの印象を受けます。
ここまで1週間ちょっとで外観の骨格を作り上げましたが、
作業工程はここからのほうが圧倒的に長期間必要となります。
完成は6月上旬頃の予定。
それまで随時現場の様子などについてアップして行きたいと思います。
現場管理と別案件の設計業務でてんやわんやとなっているので、
頻繁に更新できるかどうか、眉唾ではありますが。。。(汗)
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