ぬかくどごはん@梓乃森祭 [その他]
“ぬかくどごはん”とはなにか?……の説明はここではもうしません。
なに、なんのこと? もったいぶらずに教えてよっ!? というお方は
まずこちらのサイトをご参照くださいませ。。。
……ぬかくど、お分かりいただけましたでしょうか?
年配の方にはとても懐かしい、若年層にはとても新鮮な、
それがぬかくどの今置かれている立場の印象かなと思います。
古くて新しいエコロジーな装置、それがぬかくど。
で、そのぬかくどを背負って今日、松本大学で行われた大学祭“梓乃森祭”に行って来ました。
学生さんたちがキャンバス内で露店を開いてにぎやかに楽しんでいる一角に潜入し出店し、
ぬかくどで炊き上げたご飯をおにぎりにして来場者に味わってもらおうという企画です。
(大学祭のテーマは“エコ”)
仕掛けたのは同大学の“地域づくり工房『ゆめ』”で学生たちを指導されている福島明美先生と、
私たち毎度おなじみ“NPO法人信州ふるさとづくり応援団安曇野支部”ご一行様。
大学祭のメイン会場的なキャンバス中庭のけっこうオイシイ場所に陣取り、
11時少し前から炊き込みを開始し、ちょうどお昼前に炊き込みと蒸らしを完了。
(炊き込み準備中)
と、そこまでは静かに進行していたのですが、店を開いた途端にお客さんが殺到して。
おにぎりの大きさをどの程度にするかとか、あれこれ段取りをまとめようと動き始めた矢先に
その動きを察知したかのごとく来店者がどばどばと。
1回目の炊き上げは4升釜で目一杯炊き上げましたが、あっという間に完売。
続く2回目の炊き上げは半分の2升でしたがこれもソッコーで完売。
当初は“まあのんびりと、学生に混じって客引きでもしながらボチボチ楽しめばいいだ”
なんてのたまわっていたのですが、想定外の客足にこちらもバタバタ。
けっきょく追加でさらに2升炊くことを決め、これは時間もずれて2時頃になったのですが、
それでも30個ほどのおにぎりは瞬く間に販売終了。
いやはや、恐るべしはぬかくどのパワーです。
(おしまい頃の店風景。オープン時の客足はもっとすごかったんです、イヤホント。)
さてさて、来場者の皆さんに好評だった理由を幾つか上げるとすれば
上述のように店を開いた場所が露店会場の中心地的な場所だったことや、
若い人にとって“ぬかくど”そのものが目新しい存在だったこと、
衛生面の指導などで他の屋台ではご飯系の食べ物がなかったこと、
使用したお米が完全無農薬栽培を行った今年の新米だったこと、
炊き込みの水には新鮮な安曇野の湧水を用いたことなど、いろいろあったかと思います。
私たちにとっては
「“ぬかくど”という古めかしい器具がじつは大変なエコロジー装置なのだよ」ということを、
“みんなで始めようエコism”を今年の大学祭のメインテーマとしている若い学生達に
アピールできたことがなによりではなかったかと思いました。
おじさんたちの活動もまんざら捨てたものではなかろう、
なんて感じで、ちょいとばかしニンマリ。(笑)
(学生たちとお祭り中のキャンバスの様子)
(私たちの目の前でFM長野が公開生放送。
ぬかくどのこと、一瞬でしたが放送中に採り上げてくれましたっ!
お礼(?)にパーソナリティーの伊織智佳子さんに、ぬかくどおにぎりを差入れ。)
とにかく、“ぬかくど”は燃料となる“籾殻(もみがら)”の有効利用にもなり、
環境保全や災害時の炊き出し対策などでも真価を発揮する優れものです。
もちろん現在の一般的家庭の日常生活で使用するには課題もあって、
炊き込み時に出る煙の処理や、安曇野でいま販売されている装置の釜が最小でも2升炊きと、
気軽に日常で利用できる装置ではないのも事実です。
ただ、たとえば町内で1基ずつ購入し、地区のお祭りなどのイベント時に活用するとか、
それを住民の誰かがホームパーティーなどする際に貸出せるようにするとか、
万が一の災害時には公民館での炊き出し用として活躍することとか、
いろいろ利用法は考えられますし、安曇野のような稲作農家の多い地域などには
うってつけの器具だと思うのですが。
そうした地域単位でぬかくどを利用することによるコミュニティー内の交流促進は
期待できるところも少なくないですし、新しい地域づくりの在り方を考える
私たちNPO信州ふるさとづくり応援団は、今後も機会を見つけては“ぬかくど”を
PRして行きたいと思っています。
えっ? ぬかくどで炊いたご飯の味ですか?
それはもう言わずもがなのことで、機会があればぜひ一度味わってみてくださいな。(^_^)v
(今日の“ぬかくど出張隊”全員で記念撮影)
なに、なんのこと? もったいぶらずに教えてよっ!? というお方は
まずこちらのサイトをご参照くださいませ。。。
……ぬかくど、お分かりいただけましたでしょうか?
年配の方にはとても懐かしい、若年層にはとても新鮮な、
それがぬかくどの今置かれている立場の印象かなと思います。
古くて新しいエコロジーな装置、それがぬかくど。
で、そのぬかくどを背負って今日、松本大学で行われた大学祭“梓乃森祭”に行って来ました。
学生さんたちがキャンバス内で露店を開いてにぎやかに楽しんでいる一角に
ぬかくどで炊き上げたご飯をおにぎりにして来場者に味わってもらおうという企画です。
(大学祭のテーマは“エコ”)
仕掛けたのは同大学の“地域づくり工房『ゆめ』”で学生たちを指導されている福島明美先生と、
私たち毎度おなじみ“NPO法人信州ふるさとづくり応援団安曇野支部”ご一行様。
大学祭のメイン会場的なキャンバス中庭のけっこうオイシイ場所に陣取り、
11時少し前から炊き込みを開始し、ちょうどお昼前に炊き込みと蒸らしを完了。
(炊き込み準備中)
と、そこまでは静かに進行していたのですが、店を開いた途端にお客さんが殺到して。
おにぎりの大きさをどの程度にするかとか、あれこれ段取りをまとめようと動き始めた矢先に
その動きを察知したかのごとく来店者がどばどばと。
1回目の炊き上げは4升釜で目一杯炊き上げましたが、あっという間に完売。
続く2回目の炊き上げは半分の2升でしたがこれもソッコーで完売。
当初は“まあのんびりと、学生に混じって客引きでもしながらボチボチ楽しめばいいだ”
なんてのたまわっていたのですが、想定外の客足にこちらもバタバタ。
けっきょく追加でさらに2升炊くことを決め、これは時間もずれて2時頃になったのですが、
それでも30個ほどのおにぎりは瞬く間に販売終了。
いやはや、恐るべしはぬかくどのパワーです。
(おしまい頃の店風景。オープン時の客足はもっとすごかったんです、イヤホント。)
さてさて、来場者の皆さんに好評だった理由を幾つか上げるとすれば
上述のように店を開いた場所が露店会場の中心地的な場所だったことや、
若い人にとって“ぬかくど”そのものが目新しい存在だったこと、
衛生面の指導などで他の屋台ではご飯系の食べ物がなかったこと、
使用したお米が完全無農薬栽培を行った今年の新米だったこと、
炊き込みの水には新鮮な安曇野の湧水を用いたことなど、いろいろあったかと思います。
私たちにとっては
「“ぬかくど”という古めかしい器具がじつは大変なエコロジー装置なのだよ」ということを、
“みんなで始めようエコism”を今年の大学祭のメインテーマとしている若い学生達に
アピールできたことがなによりではなかったかと思いました。
おじさんたちの活動もまんざら捨てたものではなかろう、
なんて感じで、ちょいとばかしニンマリ。(笑)
(学生たちとお祭り中のキャンバスの様子)
(私たちの目の前でFM長野が公開生放送。
ぬかくどのこと、一瞬でしたが放送中に採り上げてくれましたっ!
お礼(?)にパーソナリティーの伊織智佳子さんに、ぬかくどおにぎりを差入れ。)
とにかく、“ぬかくど”は燃料となる“籾殻(もみがら)”の有効利用にもなり、
環境保全や災害時の炊き出し対策などでも真価を発揮する優れものです。
もちろん現在の一般的家庭の日常生活で使用するには課題もあって、
炊き込み時に出る煙の処理や、安曇野でいま販売されている装置の釜が最小でも2升炊きと、
気軽に日常で利用できる装置ではないのも事実です。
ただ、たとえば町内で1基ずつ購入し、地区のお祭りなどのイベント時に活用するとか、
それを住民の誰かがホームパーティーなどする際に貸出せるようにするとか、
万が一の災害時には公民館での炊き出し用として活躍することとか、
いろいろ利用法は考えられますし、安曇野のような稲作農家の多い地域などには
うってつけの器具だと思うのですが。
そうした地域単位でぬかくどを利用することによるコミュニティー内の交流促進は
期待できるところも少なくないですし、新しい地域づくりの在り方を考える
私たちNPO信州ふるさとづくり応援団は、今後も機会を見つけては“ぬかくど”を
PRして行きたいと思っています。
えっ? ぬかくどで炊いたご飯の味ですか?
それはもう言わずもがなのことで、機会があればぜひ一度味わってみてくださいな。(^_^)v
(今日の“ぬかくど出張隊”全員で記念撮影)
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