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安曇野市景観計画策定委員会(1) [安曇野・穂高]

景観問題は現在の安曇野市における重要課題のひとつですが、
それに対応する景観計画策定委員会が本日正式に発足しました。

これは景観法に基づく景観計画を市民の立場で考え、具体的な計画素案を
検討する委員会で、私もメンバーとして参加させていただくことになりました。
昨年度末まで続いた土地利用市民検討委員会の流れをくむ性格もあり、
景観計画と同じように都市計画策定委員会も新たに発足。
両者は並行して策定を進めてゆくことになります。

今日の会議は景観計画と都市計画の両委員会合同の開催で、
土地利用の委員から続けて委嘱された人をはじめ、
関係する各団体からの代表者や公募で参加される人など15名が
委員メンバーとして集まりました。(都市計画のほうの委員は19名)。

安曇野の景観はここで敢えて触れるまでもなく、
水田や屋敷林といった田園風景と北アルプスのマッチングが絶妙な、
素晴らしい景色が市民の貴重な財産となっています。
同時に市全体(=旧町村)の景観面での計画性に欠けていた一面があり、
“まち”としての調和が保たれないまま開発が進められた結果
良好な景観が形成できずにいる現状が見受けられたりします。

そうしたなか調和のとれた“まち”を生み出せるよう景観計画を検討するわけですが、
景観は私たちの日常生活の結果として生み出される景色なのですから、
景観保全とか景観育成だとかいう前に、安曇野らしい景観とはなにかを考える前に、
まず何より安曇野市民ひとりひとりが自分たちの生活シーンを
改めて見つめ直すことからこの計画策定は始めなければならないと思っています。

景観計画は検討・策定すべき内容が相当にあると思われますが、
時間的な余裕が十分でないのもまた事実。
会議はかなり密度を濃くして行われることになるでしょう。

第2回目の会議は次週行われる予定です。
土地利用委員会の時と同じように、景観計画委員会での討議の様子を
折に触れてご報告できればと思っています。
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