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安曇野にふさわしい夫婦 [安曇野・穂高]

安曇野市のブランド推進室がブランド推進事業の一環として
「安曇野にふさわしい理想の夫婦」を選ぼうと選定を続けていましたが、
(途中、某公共放送の新聞記事盗用問題で話題となりましたが)
本日その発表が行われました。

決まったのは、
映画監督の篠田正浩氏と女優の岩下志麻さん。

選定については東京の銀座で1万5千人を対象に
アンケートを取った結果などによるのだそうですが、
市長曰く「気高く崇高で、あこがれている人が多かった」とのこと。
今回の選定は“都会の人から見た安曇野のイメージ」を物語っているとも
受け取ることができ、それはそれで興味深い選定とも思われ、
そういう意味ではほかにどんな夫婦が候補に上がっていたのか
妙に気になったりもしています。

安曇野市民にとっては身近な夫婦という訳ではなく、
また私にとっては岩下志麻さんといえば「草燃える」の北条政子や
「独眼流正宗」の正宗の母とかいう気丈な女性のイメージしかありませんが、
岩下さんは「とても光栄。北アルプスが雄大ですし、水も空気もきれいで
心が安らぎます。第二の故郷として大切にしていきたい」とコメントされた模様。
今後は夫婦で市のエグゼクティブアドバイザーとして
安曇野市のPR活動に取り組んでいただくことになっているようなので、
ぜひ安曇野の表面だけでなく内実をご覧いただいた上で、
素晴らしい点をPRして頂ければと思います。

詳しくは市のブランド推進室のページまで。
(8日夕刻現在、まだ詳細はアップされていませんが。)

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安曇野市景観計画策定委員会(1) [安曇野・穂高]

景観問題は現在の安曇野市における重要課題のひとつですが、
それに対応する景観計画策定委員会が本日正式に発足しました。

これは景観法に基づく景観計画を市民の立場で考え、具体的な計画素案を
検討する委員会で、私もメンバーとして参加させていただくことになりました。
昨年度末まで続いた土地利用市民検討委員会の流れをくむ性格もあり、
景観計画と同じように都市計画策定委員会も新たに発足。
両者は並行して策定を進めてゆくことになります。

今日の会議は景観計画と都市計画の両委員会合同の開催で、
土地利用の委員から続けて委嘱された人をはじめ、
関係する各団体からの代表者や公募で参加される人など15名が
委員メンバーとして集まりました。(都市計画のほうの委員は19名)。

安曇野の景観はここで敢えて触れるまでもなく、
水田や屋敷林といった田園風景と北アルプスのマッチングが絶妙な、
素晴らしい景色が市民の貴重な財産となっています。
同時に市全体(=旧町村)の景観面での計画性に欠けていた一面があり、
“まち”としての調和が保たれないまま開発が進められた結果
良好な景観が形成できずにいる現状が見受けられたりします。

そうしたなか調和のとれた“まち”を生み出せるよう景観計画を検討するわけですが、
景観は私たちの日常生活の結果として生み出される景色なのですから、
景観保全とか景観育成だとかいう前に、安曇野らしい景観とはなにかを考える前に、
まず何より安曇野市民ひとりひとりが自分たちの生活シーンを
改めて見つめ直すことからこの計画策定は始めなければならないと思っています。

景観計画は検討・策定すべき内容が相当にあると思われますが、
時間的な余裕が十分でないのもまた事実。
会議はかなり密度を濃くして行われることになるでしょう。

第2回目の会議は次週行われる予定です。
土地利用委員会の時と同じように、景観計画委員会での討議の様子を
折に触れてご報告できればと思っています。
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屋敷林と歴史的まちなみプロジェクト [安曇野・穂高]

以前、“安曇野ブランドの住宅”について書いた記事のなかで、
そのプロジェクトの元となっている安曇野ブランドデザイン会議について
少し触れたかと思います。
そのブランド会議のなかからまた新しいプロジェクトが設立され、
本日正式に活動のスタートをきりました。

「屋敷林と歴史的まちなみプロジェクト」

安曇野地域には歴史のある屋敷林が数多く残されています。
屋敷というのですからそれらは民家=民有の敷地に佇む林なわけですが、
個人所有であるのと同時にその価値は地域の歴史的資産とも呼ぶべきもので、
水田とともに安曇野地域の伝統的風景の象徴として存在し続けています。

ただ現実問題として屋敷林を持続させるためには相当な費用も要求され、
その他さまざまな理由によって維持管理が困難となった民家から
貴重な屋敷林が少しずつ消え去ってしまっているのが安曇野の現状でもあります。

そんななかで発足したこのプロジェクトですが、
これは屋敷林保全だけを考える単純な視点ではなく、
そこから感じられる地域らしさ、安曇野らしさを大切に受け継ぎ、
屋敷林だけでなくまちなみ全体を多面的に見つめ直して、
これからの安曇野のまちづくりや家づくりなどに
活かせて行けるようなヒントを探し、実践していこうという
そんなプロジェクトです。

ちょっと小難しくなってしまいましたが、
要は「緑や木々の溢れる安らぎあるまちなみ、
みんなが穏やかに暮らして行けるまちづくりをしよう」
ということが目的で、そのためのきっかけとして
屋敷林をテーマに掘り下げてみましょうということです。

プロジェクトでは今後、まずは地域の屋敷林を自分たちの目で見て
肌に触れ、そこに暮らす人たちの思い(誇りや苦労)を受け止め、
それをより多くの市民のかたと共有できるように
実践活動をしてゆく計画です。

また折に触れて経過報告できる機会があると思いますが、
プロジェクトのベースとなったグループのブログが公開されていますので、
そちらも併せてご覧いただければうれしい限りです。

「まちづくりネット安曇野」
http://azumino.cocolog-nifty.com/keikan/
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第3回ふるさとウォッチングin安曇野 [安曇野・穂高]

五月晴れとなった今日、
NPO信州ふるさとづくり応援団安曇野支部主催の
第3回ふるさとウォッチングin安曇野が開催されました。

昨年10月、そして今年3月に続く開催となった今回も
約90名という大勢の方にご参加いただきました。
梅雨時ということで当初から天候の具合が気になっていたのですが、
時間が経つにつれて青空が広がって絶好のウォーキング日和となり、
この時期としては申し分ない環境で実施できました。

今回のツアーは水辺を巡った過去2回とは趣を変えて、
穂高の山麓エリアを探訪。
戦国時代に存在した小岩嶽城址や同地区の屋敷林を巡り、
有明山を望みつつ田園のなかを通り抜け、
穂高地区の特産でもある天蚕の中心的存在でもある
天蚕センターを訪問。
最後に参加者全員でぬかくどで炊いたおにぎりと
黒豆の味噌汁を堪能し、半日コースの楽しい時を過ごしました。

回を重ねるごとに注目を集めている同ツアーですが、
参加者は安曇野市内在住の方が最多。
知っているようでまだまだ知らないことの多い地元のことを
再発見するにはもってこいのツアーとなっているのが人気のようです。
主催側スタッフの私も企画して初めて知ることも多々あり、
貴重で楽しいイベントだと実感しています。

次回は秋ごろに開催予定です。
今度の”地元再発見”はどこにしようかと、
スタッフみんなでまたあれこれ思案したいと思います。

野蚕.JPG(野蚕。白い家蚕と異なります。)

天蚕センターの機織.JPG(天蚕センター内、機織の様子)

有明山を望む.JPG(有明山を望む)
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穂高神社、拝殿工事はじまる [安曇野・穂高]

来年、平成21年は穂高神社の式年遷宮の年。
……というのは、もうあちこちのメディアなどでも紹介されている話。
伊勢神宮のそれと同じように、本殿を20年に一度造り替えるという
神社にとって最大の行事です。
で、その遷宮に関連する工事が今週からいよいよ始まったわけですが、
今回の遷宮にあたっては老朽化した拝殿も同時に造り替えるという
大工事を実施することになっており、今まさに旧拝殿の解体撤去作業が
行なわれているところです。

旧拝殿は老朽化で雨漏りなどもしていたという話も伺いました。
参拝が多い時などは手狭ではあったそうですが、
解体新築に至った経緯をよく知らぬ外部の人間としては
改修などで対応できなかったのかなという思いがやはり無きにしも非ず。
百年以上も前に建てられた拝殿はとても趣き深い建物で、
これを取りこぼすことについては一市民として純粋に寂しさと切なさを覚えてしまいます。

(以下、写真は別ウィンドウで大きくなります)

穂高神社.2008.3.21_1.JPG(解体作業風景)

穂高神社.2008.3.21_2.JPG(工事中仮拝殿として利用中の神楽殿)

穂高神社.2008.3.21_3.JPG(案内告知の看板)

新しい建物は写真の告示看板に紹介されているように、
基本的な外観デザインは旧拝殿のそれを踏襲した形となっているようですが、
内部はこれまで板敷きで靴を脱いで上がるようになっていたところを
下履きのまま拝殿に立ち入り、椅子席で参拝できるようにしたり、
ガラス戸を新たに設けて真冬の寒冷を和らげることができるようにしたり、
けっこう大きな変更がなされる予定だそうです。

拝殿の工事は年内いっぱいで終了予定とのことですから、
来年の初詣は真新しい拝殿で参拝できるというわけですね。

安曇野穂高の新しいランドスケープとして、旧拝殿同様に
訪れ来る人達に親しまれる建物となってくれることを願っています。

穂高神社.2006.1.28.JPG(在りし日の(?)旧拝殿)

穂高神社のホームページ
↓ ↓
http://www.hotakajinja.com/
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安曇野市土地利用検討委員会(最終回) [安曇野・穂高]

安曇野市都市計画に関する土地利用市民検討委員会。
昨日の集まりで最終会合の運びとなり、およそ1年半に渡った検討委員会のなかで
まとめられた意見を、提言書というかたちで平林市長に提出いたしました。

提言書の全文が市のウェブサイト内、下記のURLから閲覧できます。
↓ ↓ ↓ ↓
http://www.city.azumino.nagano.jp/gyosei/shisei/tochiriyou_shiminkentoui/teigen/index.html

前回のエントリーでも書いたように、計画上の最大の課題でもある
“線引きを採用するや否や”というポイントは二者択一の結論は出ずで、
提言書では安曇野市が土地利用ルールを策定するにあたっての基本的な考え方や
統一ルール案を除く方向性を取りまとめたものとなりました。

細かな点は提言書の中身をご覧頂ければと思いますが、
“既存市街地・既存集落への宅地開発などの集約”とか
“建物の高さ・色彩など形態の基準やガイドライン策定”とか
“開発行為の検討に際して地域住民が参加できる仕組みづくり”とか、
正直言って「言うは易く行うは難し」の内容がオンパレードって感じでして。
いづれも新年度で引き継がれる「都市計画マスタープラン策定委員会」と
「景観計画策定委員会」ではさらに突っ込んだ議論が期待されます。

上記のふたつの新委員会は6月頃に動き始める予定とのこと。
当初景観のほうが先行する計画だったのが結局同時期スタートなるようですが、
市としても景観計画策定への動きはピッチを早めている様子が伺えます。

また都市計画行政以外でも景観問題への取組みが積極的になっていて、
環境基本計画では地域環境全般の課題として景観問題がテーマに掲げられていますし、
前回エントリーした安曇野ブランドデザイン会議の安曇野モデル住宅プロジェクトも
当然ながら建物の形態や宅地のあり方などから景観を意識する内容になっていくと思います。
そうした共通テーマを課題とする幾つかの取組みが連携することも
実効性ある景観計画を作り上げていく上では必要不可欠なこと。
自分自身も有意義な検討を進めていくために、いろんな立場の方たちと意見を交え、
地域の環境・景観を考えたまちづくりを実践して行きたいと思う次第です。
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第2回ふるさとウォッチングin安曇野、無事終了 [安曇野・穂高]

先月末のエントリーで紹介したNPO法人信州ふるさとづくり応援団安曇野支部主催
「第2回ふるさとウォッチングin安曇野」が本日開催され、好天にも恵まれ無事に終了しました。

今回のツアーは穂高地域の等々力地区をぐるっと巡り歩く企画で、
朝9時に等々力家(江戸時代の本陣跡)の駐車場に集合し、ウォーキングスタート。
前回もそうでしたが今回のツアーも普段の観光ルートなどではなかなか巡る事のない
場所を散策するというユニークな企画にさせてもらいました。

第2回ウォッチング2.JPG(散策風景)

まずスタート直後に、電気をはじめ電話回線、ガスなどライフラインすべてを地中埋設して
街路や建物周辺をスッキリさせて景観に配慮した計画の分譲宅地の街並みを抜け、
安曇野界隈ではまだまだ少ないこうした分譲地の取組みを拝見した後、
地区内を流れる清らかな流れの水路を眺めつつ散策し、到着した通称“三角島”。
ここは大王わさび農場脇を流れる蓼川のほとりに佇む水車小屋の対岸にあたります。
黒澤明監督の映画『夢』。その映画製作のために造られたロケセットの水車小屋は
今では安曇野観光の代名詞的存在にまでなっていますが、対岸は殆ど未整備のために
一般の方が足を運べる状態ではなく、今回のツアーはけっこう貴重な体験だったのではないかと。
まあ対岸に立ったからどうだということはないのですが、三角島とその周辺区域は
万水川最下流部の治水工事と景観保全の問題ですったもんだしたエリアでもあり、
すでに先行工事の終わったバイパス河川の現況などもじっくり望むことができ、
当時の市民会議に参加していた者としてはある意味懐かしくも感じたりしました。
第2回ウォッチング1.JPG(対岸より水車小屋を望む)

(万水川の工事に関する一連の流れについては以下のエントリーをご参照ください。)
http://takamatsu-log.blog.so-net.ne.jp/2005-10-13
http://takamatsu-log.blog.so-net.ne.jp/2005-12-05
http://takamatsu-log.blog.so-net.ne.jp/2006-06-21

それからNHKドラマ「水色の時」の安曇野ロケを記念して作られた道祖神を鑑賞し、
第2回ウォッチング3.JPG(水色の時、道祖神)

わさび田脇の遊歩道を散策しつつ穂高川沿いに建立されている早春賦の碑を巡った後、
第2回ウォッチング4.JPG(早春賦の碑)

等々力城址までウォーキング。城址といっても戦国時代の砦の位置づけなので
大規模な城壁などがあるわけではありませんが、地元の語り部的存在の方から
興味深い話を伺ったりしてひと時を過ごしました。
ちなみにこの城址となる小高い丘には大木が枝を大きく張っていて、
常念岳を背景にしてなかなかいい写真が撮れそうな感じ。
といっても私には上手に撮影できる腕前などないですが、
春になってこの木に新芽が出る頃、また訪れてみたいと思いました。
第2回ウォッチング6.JPG(等々力城址)

城址を離れてツアー一行は等々力地区内に点在する道祖神を巡り、
最後に等々力家の内部を拝観させていただいて解散。
(等々力家は現在冬季休業期間でしたが、特別に開館して下さいました。感謝です!)

さてさて、今回は昨年秋に引き続いて2回目のウォーキングツアー。
応対するスタッフ側の許容範囲の課題もあって募集定員は当初30名だったのですが、
新聞やウェブ上に募集記事が出て以降は予想を大きく上回る応募が続き、
定員を急遽大幅に増員することに決めた結果、当日は参加者とスタッフ併せて82名という
大所帯でのウォーキングツアーとなった次第。
受付担当者によると募集締め切りの後も多くの方から参加申込みの連絡が寄せられ、
そのつどお断りするのが心苦しかったとのこと。
そうした経緯で今回参加できなかった方には申し訳なかった次第ですが、
また次回開催の折(6月初中旬頃予定)には改めてご参加申込み頂ければと思います。

改めまして、
本日参加された皆様、おつかれさまでした&ありがとうございました。
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安曇野市土地利用委員会(其の拾参) [安曇野・穂高]

啓蟄です……が、冬眠から目覚めた虫さんも、地面へ這い出してきたはよいけれど
地上を吹き抜ける風のあまりの冷たさに地中へ潜り直すのではないかと思われ。。。

昨日、土地利用市民検討委員会の最終会合が行なわれました。
既述のように土地利用委員会は一年半という日数をかけて論じ合った結果を
提言書というかたちでまとめあげ、それを今月のうちに市長へ提出する予定となっています。
“線引き”か“自主条例”かという悩みの種はとうとう我が委員会ではいづれの手法(ルール)も
総意を得るに至らず、提言書では両論併記という形を取ることになった次第。

市全域で異なったままの土地利用ルールを全市的に統一するため
市民の目線で討議し、意見集約して統一案を提言するのが委員会の役割として
最重要課題だったのですが、その点について統一案の提言が出来なかったのは
正直言って心残りな点だったりしております。
が、本質的な委員会の存在意義は統一ルールの選定作業だけではなくて
安曇野らしい土地利用のあり方を探るということにあるわけですから、
その意味で、どのようなルールを選択するにしても共通する土地利用の基本方針や
複数の区域別に設定した土地利用管理方針などをあれこれ議論できたことについては
貴重なことだったと思っています。

また新ルールの施行時期(現状ではH23年4月予定)までの期間の過ごし方として
現状のまま何もせずにいるのか或いは何らかの暫定的規制措置を取るのか、
という点についてはその間の対策も考えて実行するという趣旨の表現以外に
特に細かな例示は提言書では明記されてはいませんが、一方では関連内容として、
早期に景観計画を策定していく旨の提言が新たに書き加えられました。
これは建物形態のあり方についても論議した結果を反映させたものですが、
この日の市側の説明からも、景観計画策定は土地利用ルールの策定とは並行
あるいは先行して取り組むという姿勢が明確になって来ていることが感じられ、
今後の流れが注目されるところです。
とくに安曇野市の性格上、景観計画は市全域を対象地域とするのが自然な流れと思いますが、
検討が進んで意見集約の出来た部分があれば一部地域や部分的な内容からでも
先行して実施する考えも選択肢のひとつとしてあるようなニュアンスを、
市側の説明から感じられなくもありませんでした。
その点、ちょっと私の受け止め方に誤解があるかもしれませんが、
少なくとも景観計画策定や景観問題に関する取組みが積極的になって来ている点は
評価出来る点ではないかと思います。


土地利用管理に関する提言書の市長への提出は今月18日。
土地利用基本計画について出される素案に対するパブリックコメントも予定されています。
また同じく既述の景観計画策定委員会やマスタープラン策定委員会(共、仮称?)も
新年度早々から準備に取り掛かり、年度前半には会が正式に発足することになっています。
このふたつの委員会は現在の土地利用委員会の発展型という意味合いもあるようで、
委嘱される委員も同委員会メンバーからスライドするということもあるのですが、
景観という課題に関しては都市計画や土地利用というジャンルに留まる課題ではなく、
教育、交通、農業、商工業、観光、建築などが複雑に絡み合う問題でもあるので、
可能な限り多様な立場や職種から委員会に参加してもらって、
安曇野らしい景観のあり方を論じ合える環境づくりを行政にはお願いしたいところです。
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第2回ふるさとウォッチングin安曇野、間もなく [安曇野・穂高]

So-netブログ、復活です。
管理画面がリニューアルして、なにやらあれこれ新しい機能が付加された模様。

で、復活第一弾のネタはブログ機能のそれではなくて。

『第2回 ふるさとウォッチングin安曇野』の開催案内。
“NPO法人信州ふるさとづくり応援団 安曇野支部”では、
来る3月9日(日)に安曇野らしさを探訪するウォーキングツアーを実施します。
昨年10月に第1回目を催し、多くの方々にご参加いただき好評を博したツアー。
今回は同じ安曇野穂高地域の等々力地区を巡り歩く予定です。
道祖神やワサビ田といった安曇野らしさ溢れる風景を散策しつつ、
等々力城址や三角島といった通常の観光ルートとは一味違った場所を
半日かけて巡ることになっています。

詳しくは下記のリンク先をご参照ください。
どなたでも参加オーケーですが、定員がありますので、申し込みはお早めに。

http://npo-furusato.way-nifty.com/azumino/ (支部ウェブサイト)

http://npo-furusato.way-nifty.com/azumino/files/tirasi80309.pdf (開催案内pdf)

第1回ウォッチング1.JPG(第1回ウォッチングの様子、其の一)

第1回ウォッチング2.JPG(同、其の二)
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あづみ野環境フェア2008 [安曇野・穂高]

あづみ野環境フェア2008の第一日目。

午後からムツゴロウさんこと畑正憲氏の講演会、拝聴してまいりました。
講演内容については「まあ内容はともかくとして……」なんてふうに
書き出すことになるのではと、正直なところ内心そう思っていたのですが。
いやぁ、けっこう面白い話でしたよ。
まあテレビなどで観る限りもけっこうおしゃべり好きだろうことは充分伺えますし、
持ち時間ピッタシで終えるあたりは講演慣れしていらっしゃるかなという感じもしますが、
とにかく話の内容としては環境フェアの趣旨に上手くマッチングしていたのではないかと思われ。

冒頭、環境ホルモンとか地球温暖化という言葉が出てきた時点では
環境問題の無難な話に終始するかなと思いきや、なにをなにを。
すぐにムツゴロウさん独特の、動物・生き物たちとの触れ合い体験をベースにした
この方でしか到底出来ないような、会場の笑いを誘うユニークなお話が続けられて。
ゾウの話を延々…と思いきや、巨大ミミズの話に流れたり。ギャル曽根の名前が出たり
倖田來未の話題を捉えたりしたのにはちょっとビックリでしたが。(笑)

後半では国内外での子供や青少年の悪化する暴力的な社会問題にも触れ、
子供の育て方や学習の真の意味について持論を展開し、
そんな教育・学習するという面の環境の大切さを訴えて結びとなりました。
いや、講演を終えた後のパフォーマンスもまたこの人らしい楽しい締めでしたね。
(ある種の行動をする動物の鳴き真似をしたのですが、文章では到底説明不可能で……。)

よく言われることですが、ひとくちに環境といっても様々な形態・ジャンルがあり、
地球温暖化などの重大な自然環境破壊に関する問題もあれば、
講演のような教育・学習環境という問題も現代では大きく深刻な問題です。
この環境フェアの趣旨もまさにそうした多岐に渡る環境問題を取り上げ
まずは身近なところから関心を高めていってもらおうというものなわけで、
講演と並行して実施されていた展示会場では、環境問題に関連する団体や企業が
それぞれの取組みの展示発表を行ないました。

そのうち、NPO信州ふるさとづくり応援団、景観サポーター、建築士会安曇野支部が
今回自分の絡みがあった出展団体。少しお手伝いをさせてもらい、夕刻から所用もあって
程よいところで私は退席させていただきましたが、講演会の流れということを差し引いても
そこそこの人に来場してもらえたのではないかと思われ、まずは何よりだったかと。

環境フェアは明日も9時~12時30分の時間で開催されます。

(展示会場の様子)

追伸連絡)
so-netブログのシステムメンテナンスのため、
下記の期間はブログは閲覧できなくなりますので、よろしくお願いします。

「2008年2月25日(月) 15:00 ~2月27日(水) 10:00」


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