クラフトピクニック2008、初日 [クラフト]
クラフトピクニックへ顔を出しに行ってきました。
着いた時間がまだスタート時間前後だったせいもあって
まだ準備中の出展者もちらほら。
(のんびりした風景)
曇り空の肌寒い気候になってしまったので
開始早々の来場者の足はちょっと鈍いかも。
でも、つい数日前までは土曜日の天気予報が
雨マークだったことを考えると上出来の天気といえなくもなくて。
芝生広場を取り囲むようにして並んだ出店者のテントでは
早くもワークショップで賑わっているところもあったりして。
(木のおもちゃづくり)
さかなの彫刻で有名な吉川さんと久しぶりに出会ったり。
吉川さんはワークショップではなく制作実演。
相変わらず素晴らしい作品を創られています。
(制作実演中の吉川さん)
(木彫りのサカナ)
クラフトピクニックは日曜日も開催。
明日のほうが天気はよさそうですし、時間の都合がつく方は
文字通りピクニック気分で気軽にお出かけてしてみてください。
クラフトピクニック2008 [クラフト]
あがたの森を会場に例年通り催されます。
5月のクラフトフェアとは異なり、製作実演またはワークショップが前提の出展となり、
ものづくりに取り組む作家たちの姿がよりリアルに感じられるイベントです。
協会の公式HPに掲載された出展者名簿によると今年は85組が出展する様子。
イベントの性質上、どうしても木工が目立ってしまうのは致し方ないとして
そのほかにも陶磁器、ガラス、染織、金属など、多種多様な出展が予定されています。
週間天気予報では土曜日の予報が微妙なようですが、基本的に雨天決行です。
毎年来場していらっしゃる方も、まだ出かけたことがない人も、
さわやかな秋の一日、あがたの森までぶらりと散歩気分で出かけてみませんか?
詳しくは下記サイトへどうぞ。
↓ ↓ ↓
松本クラフト推進協会
クラフトフェアまつもと2008 [クラフト]
例年通り約260組前後の出展者とフェアを楽しみにしていた多くの来場者で、
あがたの森は大変な賑わいだった模様。
週間天気予報では早い段階から土日の雨が予想されていたのですが、
やはりこれまた例年通り、開催時間中は雨の影響をさほど受けることもなく、
両日ともに混乱もなく過ぎたらしいです。
“モデルハウスまたの名を実験ハウスもしくは自邸”の完成お披露目会から10日過ぎ、
現在は引越しの真っ最中で慌しい毎日を過ごしているわたくしめですが、
週末の荷物運び作業が一段落したところで松本市内で買い物の用事があるのに合わせて、
ちょっとだけ会場を覗いてみることにしまして。
出かけたのは日曜日午後の遅い時間帯でしたが、それでも会場は結構な人出。
個性的なクラフト作家たちのテントが所狭しと並んでいて、
いつもなら時間をかけて会場を一周するのですが、
引越しの片付いていない今年は挨拶程度の訪問になったのが残念。
で、向った先はJIO工房の小田さんと自遊石の伊藤さん。
小田さんは来場者と会話中だったので話しが出来ませんでしたが、
伊藤さんとは少し言葉を交わすことが出来、先日来の自邸での工事完了に礼を述べつつ、
出展作品の話などちょこっとしていただき。
(右、伊藤さん)
下の写真は伊藤さんの代名詞的存在とも言える「口の硬い奴ら」シリーズの逸品。
(クリックで拡大します)
他では目にすることのない作品に大勢の人だかりが出来ていたのは当然と思われ。
作品の詳しい解説は割愛します。詳しくお知りになりたい方は
自遊石のブログorウェブサイトをご覧下さい。
ちなみに伊藤さんは昨日からニューヨークの展覧会に出席するために渡米中。
小田さんは10日ほど前までカリフォルニアで開催した展覧会に出かけていましたし、
相変わらずパワフルなおふたりです。
クラフトあれこれ [クラフト]
朝、事務所に出て就業前の日課になっている情報チェックbyねっと。
今朝は「松本クラフト推進協会広報部長日記」が更新されていました。
今年のクラフトフェアまつもと2007の選考会がようやく終わったらしいです。
今年の応募総数=1024組。。。。とうとう1000組を超えちゃいましたよ。
昨年900組オーバーの応募を受けた時点で「来年('07年)は1000組行くね」
なんて囁かれてはいましたが、実際その数字を見ると改めてクラフトフェアまつもとの
認知度・人気度その他もろもろの高さが伺えようというものです。
選考の結果、今年の参加予定者数は266組となった模様。
クラフトフェアが増え続ける参加希望者数と会場面積の限界に苦慮し、
“選考する”という決断をしたのが第10回の'94年から。
以降も毎年応募は増え続けてとうとう1000組なんて数字になったわけですが、
第10回がおよそ1.5倍程度だった倍率が今年は4倍近く。
そのうち今年初参加となる人が56組だそうで、
常連さん・ベテランさんでも選に漏れる人が少なくないことが察せられます。
選考終了の声を聞くと毎年、自分のお気に入りの作家さんが選考を無事通過したか、
親しい作家さんは出展できるのか、そんなことが気になってみたりもします。
選考方法についてはいろんな意見があるようで、
なかには選考そのものの是非を問う声もあったりするわけですが、
クラフトフェアを開催する理想(理念)と現実のすり合わせをしていくには
選考もやむなしという感じではないかと思います。
その手法についてはフェアの実行委員会や推進協会などでも絶えず議論されており
よりよい選考スタイルを常に模索している様子。選考する側も大変だと思いますが、
なんにしても皆で楽しいイベントになるよう、創り上げてゆきたいものですね。
で、クラフト繋がりでローカルな話題をひとつ追加。
毎年秋に実施している「安曇野スタイル」が、
今年は初めて春もイベントを実施することになったようです。
「2007 春の安曇野スタイル」と題し、豊科近代美術館を会場として
昨年秋に開催した“安曇野STYLE2006”の報告展と
安曇野地域で活動する作家の作品展示・販売やワークショップなどを催しする予定。
期間は3月6~11日。詳しくは↓のサイトをご覧になってください。
http://www.azumino-style.com/
http://www.azumino-style.com/event/2007_haru/2007haru.htm
第5回クラフトピクニック [クラフト]
第5回クラフトピクニックが催されました。
昨日と今日の2日間、いつものように松本市、あがたの森芝生広場にての開催です。
クラフトピクニックについての説明は昨年の記事があるのでそちらをご参照くださいませ。
催しの趣旨は基本的に昨年までとほぼ変わらず。
これまで県内の作家さんに限定されていた出展者が
今年は県外の方も参加オーケーになったという点が違う部分でしょうか。
約60組の出展者が木工・陶器・金属・織物などなど
それぞれの分野のワークショップや製作実演を行ない、
ものづくりの楽しさ・面白さを十分に堪能できる
ほのぼのムード溢れる素敵なイベントになっていることでしょう。
……いることでしょう、などと推量の物言いになっている自分は
残念ながら今年も仕事のために見学することが適わず。
ただ、運営スタッフの方に所用があったので、
初日の昨日は開始時間前に会場に訪れ、出展準備中の人たちの様子を
“なんちゃって見学”してきました。
なんちゃってだったので会場点描はありません。
代わりに以下のブログで写真紹介されていますので、どうぞ。
↓
http://cfmkouhou.blog64.fc2.com/blog-entry-65.html
クラフトフェア@今更感たっぷりレポ [クラフト]
催し当日からすでに1週間ほど過ぎてしまいましたが……。
とりあえず、「クラフトフェアまつもと2006」のレポートをば少し。
今年も5月最終の週末に開催されたクラフトフェア。
心配された天気もなんとか踏ん張り、土曜の夜から日曜にかけて湿りがあったようですが、
フェア開催時間中は2日間とも良好な状態を保つことができた様子で、何より。
私は土曜日の10時ちょっと前くらいからお邪魔し、
まずは小田さん@JIO工房のテントへ直行。
ちょうど出展準備の真っ最中に出くわしたみたいで、
「あぁ、よかった。ちょうど電話しようと思ってたところでさぁ。」
などと小田さんに声をかけられた次の瞬間には準備作業を手伝う羽目に。(^^;
準備といっても仰々しいことをするわけではないのですが、
今年のJIO工房はいつも私の建築案件でも製作してもらっている
木製キッチンをディスプレイしてみることに挑戦しており、
ちょっとした壁面をセットしてそこにキッチンを模した木製カウンターを設置。
インテリアの小物を飾ってシンプルにお洒落さを演出していました。
白いボードの背景が逆に目を引いた要因でもあると思いますが、
キッチン(カウンター)のディスプレイというのは過去のフェアでもおそらく例がなく、
その物珍しさもあってブースは多くの来場者で賑わっていました。
(カウンター周辺の小物の類はフェア期間中に完売したのだそう。(^_^;)
(カウンターのディスプレイ。)
(漆塗り座卓byJIO工房。
脚を付け足してダイニングテーブルにもなり、天板も分解可能なスグレモノ。
屋外展示のクラフトフェアでは初出品だそうですが、その後すぐに売約したらしいです。)
昨年と違って今年はとくにスタッフ協力をしているわけではなかったので、
小田さんのブースに居る以外はのんびりと他のブースを覗き見て回ることが出来ましたが、
今回は当事務所の建築主さんが二組ほど来場されることになっていて、
小田さんのブースの傍らで図面を広げて打合せをさせていただいたりして。
のんびり開放的な芝生広場での打合せというのは
いつもの狭い穂高の事務所とは違い、なかなか楽しいものでした。
とくに家具関係(キッチンの造作など)に関しては小田さんにも製作者の立場から
話に加わって頂いたりして、有意義な時間にすることが出来ました。
日曜日の午後にも少し時間を作って、あちこち見て回った今年のフェア。
毎年思うことですが、作家さんたちの思いがそれぞれの作品に表れているようで
見ているだけでもとても楽しくなる2日間でした。
木工、ガラス、陶磁器、金属などなど、それぞれに個性あるいい作品が多かったですが、
いつも一番気になって見ている木工部門は小ぶりな作品が目立って、
小田さんのように大型の家具などを持ち込んだ出展者は少数だったのが
ちょっと物足りなさを感じた部分だったでしょうか。
陶磁器やガラス部門に比べて大型の作品を製作できる部門である反面、
屋外のフェアという特質上、どうしても小回りの利く小作品の出品に落ち着きがちなのだそうです。
仕方ない面もあるでしょうが、伝統的に家具作家さんの多い土地柄でもある松本でのフェア。
ただ作品が大きければいいというものでは決してないけれども、
個性ある家具のなかにあっても生活感を失わない庶民の気を引きつけるような家具を
出展して頂ければ、もっと親近感を覚えて接することが出来るのにと思ったりもしました。
来年度以降に期待、って感じですね。
あっ、それからひとつご案内。
今回のフェアで小田さん@JIO工房が出展したキッチンカウンターのディスプレイが
現在は我が高松建築工房の穂高事務所にて店頭展示されています。
(キッチンディスプレイ@穂高事務所)
このカウンター自体はホントに小さくて、洗面室の洗面台ほどの大きさしかありませんが、
クルミの木で作られた天板にステンレスボールや水栓金具なども設置し、
イメージとしては木製キッチンを十分に醸し出せていると思います。
当事務所では住宅新築だけでなく、こうした木製キッチンの製作も承っています。
ご興味ある方は是非お問合せなり、ご見学にお出ましくださいませ。
クラフトピクニック [クラフト]
今週末の土曜日と日曜日(10月22日~23日)、
クラフトピクニックが催されます。
以前にも記事で取り上げた「クラフトフェアまつもと」を主宰する
松本クラフト推進協会が3年前から毎年行っている催しです。
「クラフトフェア」のほうは20数年の歴史もあり
クラフト関係者のみならず一般市民にも広く知れ渡ったイベントになっていますが、
「-ピクニック」のほうは今年でまだ4回目で、知名度としてはまだまだこれから
という感じでしょうか。
で、どんな内容のイベントなのかということですが、
会場は「-フェア」と同じで『あがたの森』の芝生広場。
各種の工芸作家たちが寄り集ってテントを張って作品などを紹介しつつ
来場者と交流を深めていく、、、という点も「-フェア」との共通項。
「-フェア」と大きく異なる点は、
まず出展者は長野県内で制作活動を行っている人に限定していること。
そして「-ピクニック」に参加する作家の皆さんは
製作実演またはワークショップを実施するということ。
つまり展示即売だけという出店はNGとなっており、
一般の方にクラフトの本質、作家さんたちの個性というものが
より身近に感じられるようになっています。
ワークショップを実施する作家さんの元では実際に来場者も作業を行ったりできるので
年齢を問わず多くの方に楽しんでもらえるイベントではないかと思います。
出展予定者は60名前後ですから、「-フェア」に比べてこじんまりしていますが、
そのぶんそれぞれの作家さんの手仕事をじっくりと見ることができますし、
ワークショップで面白そうだなと思えば参加してみるのもいいと思います。
自分の手でなにかを創り出すという悦びを
感じる機会が乏しくなっている子供たちには新鮮な楽しさを。
野山で集めた木々の枝葉や河原で拾った小石で遊び道具を
こしらえた思い出のある大人たちには懐かしい楽しさを。
「クラフト」とか「工芸」とか、あまり難しい事ではなく
「モノづくり」の純粋な楽しさを感じられるクラフトピクニックへ
ぜひ一度足を運んでみてください。
詳しくはこちらのホームページへ
↓
http://www4.ocn.ne.jp/~cfm/ (NPO法人松本クラフト推進協会)