SSブログ

盛夏の室内環境 [暮らし]

信州安曇野は残暑の厳しい日々が続いています。
お盆休みの期間を中心に雨の日がけっこう続き、
当初長期予報された冷夏多雨の様相を呈していましたが、
それでも7月後半からや盆休み以降は35度前後まで気温が上がり
さすがに昼間の屋外にいると身体がだれてしまいます。

せめて室内環境だけでも過ごしやすくしたいもの。
エアコンがあれば普通に使ってしまう気温条件かもしれませんし、
実際最近新築される家ではエアコン設置は割りと普通のことになってきています。
少なくとも、それ専用の配線準備だけは済ませておくよう
施主からリクエストされることがほとんどですね。

そんななか、事務所を兼ねている我が家では
エアコンもなければ扇風機も存在しない生活環境となっています。

意志が弱いので、エアコンもあればあったで使ってたでしょうけど、
なければないで、まあなんとかなるもんです、安曇野の夏くらいなら。

ただ、建築場所の条件にもよるでしょうか。
うちの場合、家のある土地がたまたま風の流れが比較的あって、
とくに北からの風が入りやすい状況にあります。
なので東西南北の窓を上手に開けておけば、心地よい風が室内を吹きぬけ、
涼しいといえるレベルではないにせよ、暑さを感じないレベルにはなってくれます。
2014.08.21.1.JPG
2014.08.21.2.JPG
あと、建物の断熱のよさもあるので、明け方からしばらくの間は
窓を開放しないほうがかえって室内の気温上昇を抑えられて
快適に過ごせる時間帯も日によってはあったりします。

うまく窓の開閉を利用できれば、エアコンなしでひと夏を乗り切ることも可能。

先日我が家にやって来た両親が暑さに耐えかねたのか、
ホームセンターで扇風機を買ってきてしまいましたが、
けっきょく滞在中にそれを使うこともなく帰って行きました。
まあ、来客のあったときなんかには使わせてもらいますけどね。

家の設計、以前の信州の家は冬の断熱に目が向きがちでしたが、
いまや夏場の清涼感を出すため多くの設計士があの手この手の工夫をしているようです。
うちでも効果的な遮熱断熱設計を重視して、電力設備に頼りきらない
効果的な住まい作りを考えてゆきたいと思っています。


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。