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豪雪地域の苦労の一端を垣間見ました [信州]

今日は打合せで小谷村まで朝から出かけてきました。
このところ強い寒波が日本列島に流れ込んで来ていることで
長野県内でも北部を中心に雪の日が続いていまが、
なかでも日本有数の豪雪地帯でもある小谷村は大変な積雪になっていて。

訪れたのは小谷村大網地区。
小谷の中でも最北エリアに位置し、
唯一通じている道路ではいったん新潟県に入ってから
再度長野県内に戻る格好で集落へ向うことになります。
2012.01.28.5.JPG(雪の壁の中を走る感じ。)
塩の道として名高い千国街道の宿駅のひとつとして歴史ある集落で、
安曇野の保高(穂高)宿が松本から数えて3番目の宿場とすれば、
大網は一方の起点、糸魚川から数えて3番目の宿になります。

で、その大網はとにかくいま、雪、雪、また雪の世界。
家は完全に雪の中に埋もれて、巨大なカマクラのような状態。
(子供たちが家の前の雪山で本物のカマクラを作って遊んでましたが。)
2012.01.28.1.JPG(家一軒が雪に包まれています。)
屋根の雪下ろしも大変な作業ですが、やらないわけには行きません。
2012.01.28.2.JPG(屋根の除雪は大仕事ですね。)
道路の除雪も大変なのですが、じつは大網に向う上り山道の途中で
ちょっとした雪崩に遭遇し、車が通行できなくなってしまうハプニングがありました。
2012.01.28.3.JPG(あやうく雪崩に突っ込むところでした。)
幸いしばらくしてから除雪車が来てくれたので無事通行できるようになりましたが、
大網は基本的に姫川温泉から進入する道一本で繋がる集落なので
(夏場は山を越えるオフロードもあるようなのですが、詳しく知りません。)
こんなちょっとした雪崩でもたちまち集落は孤立状態です。

数年前にも観測史上最高クラスの積雪を記録したようですが、
今年はさらにその上を行く記録になっているというニュースもあったようです。
2012.01.28.4.JPG(大糸線平岩駅付近の集落。屋根雪が…。)
いづれにしても、豪雪地域の暮らしは大変です。
たった半日の訪問でもそのことを痛感しました。
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