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安曇野のまちづくりを皆で歩きながら考えてみました [建築士会]

東京理科大・小布施町まちづくり研究所の所長を務めている川向先生をお迎えし、
安曇野のまちづくりについて考えてみる機会を得ることが出来まして、
今日は朝から建築士会の面々と共に穂高のまちなかなどを歩いてみました。
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小布施はご存知の通り長野県下有数の観光地として名前が通っていますが、
観光以前にこの町は地域の人がどう暮らしていくかという前提を考え、
そのためのまちづくりを実践していることが全国的も注目されているところです。
現在では平成17年に創設された上述のまちづくり研究所が、行政と住民の協働による
まちづくりの核となってさまざまな研究と実践活動に取り組んでいるとのこと。

安曇野も今、、、というか、ずいぶん前からまちづくりについては
あれやこれやと議論されているのですが、なかなか前に進んでいないのが現実で。
もちろん地元に暮らす人を中心に様々な試みもなされているのですが、
具体的な諸活動の実践はまだまだ端に乗りかかったところで、
今回の川向先生が来訪されたことで今後のまちづくりの実働に
なにかいいきっかけを見出すことが出来ればいいなという思いでいます。

午前中は穂高のまちなかを散策して駅前通りや旧道一体の現状を見聞しつつ、
穂高の旧道に店を構える老舗の丸山菓子舗の社長から、まちに対する思いを語ってもらい、
川向先生からも率直な考えを述べてもらったりと、有意義な時間を創ることができました。
午後は別件の仕事があったので残念ながら参加できなかったのですが、
安曇野の誇る湧水はじめ水辺の景色や三角島、屋敷林などの様子を見て回ったそうです。

ひと言でまちづくりといっても範囲は非常に広範で、
その人の立ち位置によって捉え方や関わり方が大きく異なってきます。
課題の多い安曇野のまちづくりの行く末ですが、それでも先日の
まちづくり…安曇野暮らし”に書いた「歩いて楽しいまちづくりプロジェクト」のように
少しずつながらも動き始めた実践活動もあるので、住民が主体となって
行政ともうまく連携しながら前を向いて進んで行かねばと思うところ。

私たち建築に携る者としては目に見える形を造り上げる部分で貢献できるわけで、
士会の仲間とともに良い知恵を出し合ってまちづくりを実践してゆきたいと思う次第です。
2011.11.27.1.JPG
2011.11.27.2.JPG
(自分がナビゲーター役だったので写真が殆ど撮れていません。。。)
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