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クラフトフェア@今更感たっぷりレポ [クラフト]

催し当日からすでに1週間ほど過ぎてしまいましたが……。
とりあえず、「クラフトフェアまつもと2006」のレポートをば少し。

今年も5月最終の週末に開催されたクラフトフェア。
心配された天気もなんとか踏ん張り、土曜の夜から日曜にかけて湿りがあったようですが、
フェア開催時間中は2日間とも良好な状態を保つことができた様子で、何より。

私は土曜日の10時ちょっと前くらいからお邪魔し、
まずは小田さん@JIO工房のテントへ直行。
ちょうど出展準備の真っ最中に出くわしたみたいで、
「あぁ、よかった。ちょうど電話しようと思ってたところでさぁ。」
などと小田さんに声をかけられた次の瞬間には準備作業を手伝う羽目に。(^^;
準備といっても仰々しいことをするわけではないのですが、
今年のJIO工房はいつも私の建築案件でも製作してもらっている
木製キッチンをディスプレイしてみることに挑戦しており、
ちょっとした壁面をセットしてそこにキッチンを模した木製カウンターを設置。
インテリアの小物を飾ってシンプルにお洒落さを演出していました。

白いボードの背景が逆に目を引いた要因でもあると思いますが、
キッチン(カウンター)のディスプレイというのは過去のフェアでもおそらく例がなく、
その物珍しさもあってブースは多くの来場者で賑わっていました。
(カウンター周辺の小物の類はフェア期間中に完売したのだそう。(^_^;)

(カウンターのディスプレイ。)

(漆塗り座卓byJIO工房。
脚を付け足してダイニングテーブルにもなり、天板も分解可能なスグレモノ。
屋外展示のクラフトフェアでは初出品だそうですが、その後すぐに売約したらしいです。)

昨年と違って今年はとくにスタッフ協力をしているわけではなかったので、
小田さんのブースに居る以外はのんびりと他のブースを覗き見て回ることが出来ましたが、
今回は当事務所の建築主さんが二組ほど来場されることになっていて、
小田さんのブースの傍らで図面を広げて打合せをさせていただいたりして。
のんびり開放的な芝生広場での打合せというのは
いつもの狭い穂高の事務所とは違い、なかなか楽しいものでした。
とくに家具関係(キッチンの造作など)に関しては小田さんにも製作者の立場から
話に加わって頂いたりして、有意義な時間にすることが出来ました。

日曜日の午後にも少し時間を作って、あちこち見て回った今年のフェア。
毎年思うことですが、作家さんたちの思いがそれぞれの作品に表れているようで
見ているだけでもとても楽しくなる2日間でした。

木工、ガラス、陶磁器、金属などなど、それぞれに個性あるいい作品が多かったですが、
いつも一番気になって見ている木工部門は小ぶりな作品が目立って、
小田さんのように大型の家具などを持ち込んだ出展者は少数だったのが
ちょっと物足りなさを感じた部分だったでしょうか。

陶磁器やガラス部門に比べて大型の作品を製作できる部門である反面、
屋外のフェアという特質上、どうしても小回りの利く小作品の出品に落ち着きがちなのだそうです。
仕方ない面もあるでしょうが、伝統的に家具作家さんの多い土地柄でもある松本でのフェア。
ただ作品が大きければいいというものでは決してないけれども、
個性ある家具のなかにあっても生活感を失わない庶民の気を引きつけるような家具を
出展して頂ければ、もっと親近感を覚えて接することが出来るのにと思ったりもしました。
来年度以降に期待、って感じですね。

あっ、それからひとつご案内。
今回のフェアで小田さん@JIO工房が出展したキッチンカウンターのディスプレイが
現在は我が高松建築工房の穂高事務所にて店頭展示されています。

(キッチンディスプレイ@穂高事務所)

このカウンター自体はホントに小さくて、洗面室の洗面台ほどの大きさしかありませんが、
クルミの木で作られた天板にステンレスボールや水栓金具なども設置し、
イメージとしては木製キッチンを十分に醸し出せていると思います。
当事務所では住宅新築だけでなく、こうした木製キッチンの製作も承っています。
ご興味ある方は是非お問合せなり、ご見学にお出ましくださいませ。


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