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新しい始まり [安曇野・穂高]

平成17年10月1日………昨日、めでたく安曇野市が誕生いたしました。

(安曇野と常念岳)

長野県東筑摩郡明科町、長野県南安曇郡豊科町・三郷村・堀金村、そして我が穂高町。
一昨日までそう呼ばれていた五つの町村の合併による新市の誕生。
人口規模はおよそ10万人弱。
長野県下の市では6番目の人口規模だそうです。

新市の基本方針
1.「豊かな自然環境と暮らしやすさを組み合わせた田園都市型の地域づくり」
2.「住民に近い行政現場を大切にする行政システムづくり」
3.「地域社会を住民活動によって活発にし、住民と行政が協働し、ともに担う施策づくり」
4.人の心を大切にし、人と人との交流を大切にした豊かな地域社会づくり」
5.安曇野の伝統文化により培われた教育環境を生かした人づくり」

豊かな自然環境・素晴らしい景観を守りつつ、
伝統文化を尊重して教育環境を充実させ、
農林水産にはじまり商工業といった産業全般を活性化し、
行政サービスに住民が積極的に関与する、
バランスの取れた田園都市を作っていく……ということなんですね。

行政任せでこのような理想郷とも呼ぶべき生活環境が整えられるはずもなく、
単なる掛け声だけで終わらせないようにするには私も含めた住民一人一人の
積極的な地域づくりへの参加が求められるのは言わずもがなのことです。

先送りされたままの難題・課題も相当量のようで、考えるだけで鬱陶しくなりますが、
逃げ回っていてはいつかそのツケを支払わされることになってしまいます。
行政サービスから都市計画……いろいろな場面で思い悩まねばならない点がありますが、
慌てることなく、でものんびりすることなく、ひとつひとつの課題をクリアしていけるよう
わたしも私なりに考えて行動して行かねばと思いを新たにしている今日この頃です。

と、そんな安曇野市誕生の記念すべき日、家造り・暮らし作りという私の生業において
地鎮祭という、これまためでたい行事を執り行わせて頂く事が出来ました。
昨日の午後に安曇野の静かな森の中で行われた地祭り。
今秋から工事の始まる案件で、私は設計監理から工事の業者采配まで
引き受けさせて頂くことになりました。

(地鎮祭の様子)

新しい市の誕生日と新しい家造りのスタートが重なったのはまったくの偶然ですが、
気持ちを新たにして取り組むにはまたとない一日であったかと思い致しています。
ふたつの「新しい始まり」を自分自身のこれからの糧とすることの出来るよう
安曇野市民として、そして家造りの設計屋として頑張ってゆきたいです。


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kano

とてもいい感じの安曇野市の写真ですね。
私も長野県に住んでいます。
思わずコメントしてしまいました。
by kano (2005-10-03 08:54) 

のぶさん

>kanoさん
コメントを頂戴しまして、ありがとうございます!
件の写真は安曇野の東に在る長峰山にて昨年初冬に撮影されたものです。
冬季以外は車でも行けますし、ぜひ一度足を運んでみてください。
(もしかしてすでに行った事があったなら、失礼しました。。。)
by のぶさん (2005-10-03 17:29) 

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