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都会と田舎 [Iターン]

数日前のことになりますが、テレビのローカルニュースにて
長野県が製作している、あるホームページのことが紹介されていました。
田舎暮らし 楽園信州』というタイトルで
長野県庁のウェブサイトの一部に新設されたページです。

内容は、都会暮らしの人たちにもっと自然豊かな信州と触れ合って頂き、
信州に定住することも含めて積極的に応援して行きましょう、というような感じになっています。
遊び情報から生活情報に至るまで、信州全般に関するポータルサイトとして位置づけられ、
県外の人達がこうしたサイトの閲覧をきっかけとして、今まで知らなかった信州の一面を
発見することに繋がって行けば、それはそれで大いに結構なことですし、
今後のサイト内で提供される情報のますますの充実に期待したいと思います。

また、このサイトのなかに「楽園信州の住人紹介」というコーナーがあるのですが、
じつはこのコーナー内に私の紹介記事が掲載されています。
県外出身者で、のちに信州へ移り住んだ人たちの、長野へ来るに至る経緯や
定住した後の生活などについての簡単な紹介記事なのですが、
他の“住人”の方と合わせまして、私の記事もご一読頂ければ嬉しい限りです。

ところでこの楽園信州のサイトは“現在、都会暮らしをしている人々”を主な対象に、
「田舎の信州」をアピールすることがその主たる目的となっているらしく、
ここでいう“都会”とは東京や大阪といった大都市圏のことを指し、
“田舎”は長野県のなかでも山間部や農村部といったエリアを指しているようです。
サイト製作に協力している町村を見てもやはりそうした“田舎エリア”ばかりです。
でも、信州の魅力というのは当然ながらそうした山間部や農村部だけではなく
都会(←あくまで県内レベルにおいて…)である長野市や松本市などという地域も
信州の魅力を語るに欠かせないエリアであるのは言うまでもないわけで。

自然豊かな信州に憧れを抱き、そしていづれはここで暮らしてみたい……。
そう考える人達は多くいらっしゃるでしょうが、でも「自然豊かな場所がいい」という感情は
「田舎暮らしをしたい」という気持ちと必ずしも=(イコール)では結ばれないと思うのです。
例えば「スキーや登山が好きで、身近にそうしたエリアがある信州で暮らしたいけれど
でも実際の生活(経済面&交通面など)で不便を感じるのはイヤだ。」
なんていう人もなかには存在するわけですね。

“都会”の対義語として“田舎”という言葉があり、
信州の素晴らしさを強調する上で、この“田舎”というキーワードは
非常に重要な位置を占めることになるのは確かだと思います。
ただ、同時に“都会”や“田舎”という言葉は、視点の置き所ひとつでどうとでも解釈できる、
じつに曖昧な表現だったりします。
“松本市は都会か田舎か?”なんていう質問をしてみても、
この答えはその人の視点の置き方や生活スタイルによって、
ガラッと変わってしまうはずです。

もっとも、そうした微妙なスタンスに位置するエリアが
じつはわたし個人的にはなんとも言えず住み心地の良い場所だと感じたりもするわけでして。
松本周辺地域に該当する安曇野=穂高エリアというのは
私の理想とする生活スタイルで考えるとかなり“ツボ”にはまったエリアだったりしています。
その辺の話もしてゆきたいところですが、書き始めると長くなりそうなので
またいづれ改めて書かせてもらおうかと思います。


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